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皆さん、こんにちは。
佐倉 はるか。19歳。
只今、朝食をとってるところです！
いつも仕事に忙しい、お母さん達は先に朝食を済ませて出勤してしまう。
これがいつもの…佐倉家の毎朝の光景だった。
でも…
でも今日だけは、違ったんだ。
「はるか、ちょっといい？？」
メイクをし終わった、お母さんがふいにあたしの名前を呼ぶ。
いつもなら、もうとっくに出ている時間。
お母さんたちの分の朝食だって、目の前にある。
「なに？？」
あたしは、ウィンナーを口にほうり込んでから返事をした。
すると母は、あたしに紙をスッと差し出した。
不思議そうな顔でその紙を見つめていると、母は申し訳なさそうに口を開いた。
「はるか、お母さんたち仕事でしばらく海外行かないといけなくなって。」
と 突然すぎるぅー！！！！！！！！
しかも海外って…。
じゃあ、この紙には何が書いてあるの？？
そっと、その一枚の紙を広げた。
するとそこには、丁寧にかかれた住所があった。
「これって………」
「はるか19歳っていっても、まだ未成年でしょ？お母さんたち心配で。」
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