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教室を出るとまだ涼宮春日の後ろ姿を確認できて、俺はそれに向かって声をかけた 「おい、ちょっと待てよ!」 「何か用…?」 まるで汚らわしい物を見るかのような目で俺を見る涼宮春日 「俺は笹倉恭介。ちょっと話したい事があるんだけどいいか?」 「……」 無言の肯定と言うやつか黙って俺を見る涼宮 「なんで入学式であんな事を言ったんだ?」 しかし俺の質問で顔色が変わった 睨みつける様な目線を更に鋭くさせる涼宮 「別にあんたには関係ない」
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