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ところを斎藤さんが素早く腕を掴んで
引き寄せて、支えてくれた。
『す、みま、せん、斎藤さん。』
斎「…雅紀が謝らなくて…いい。
…俺がもっと…早く気付くべきだった。
…すまない。」
『いえ、皆さんがまだ、寝ているのに、叫ぼうとした、あたしが悪いんです。
斎藤さんは、それを防ごうと、しただけです。』
斎「…だが、叫ばせる原因を…作ったのは俺だ。」
『そういえば;;
どうしてあんな質問を?』
斎「…いや、な……」
その先を言おうとしない斎藤さん。
『……あたしと沖田さんは恋仲じゃありませんよ。
けど、あたしにとって沖田さんが大切な人なのは確かです。』
先に質問に答えた。
斎「…そうか。」
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