目を瞑る者

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セツナ「なんかこう…人気(ヒトケ)がないとなんか出そうでこわいな」 そんな時、不意に前の方から電気が弾けるような音がした セツナ「…こんな所に電灯も何も無いと思うんだが…」 音を発した『それ』は電灯でもなければ、変質者がスタンガンを持って、そこに居るわけでも無い セツナ「…………」 刹那は音がした『それ』に近付き、触ろうとしたその時、より一層高い電気が弾けるような音がした セツナ「!?や、べっ!!」 危険を強く察して逃げようとした時には、『それ』は刹那を飲み込むように大きくなり セツナ「く!わあぁぁぁぁぁ!!!?」 刹那を取り込み、地面に複雑な『魔方陣』を残して消えた
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