永遠亭 緊急会議

3/6
前へ
/39ページ
次へ
数刻後、永遠亭… 永琳「さて、一人を除いて集まったみたいね」 藍「申し訳ない、紫様が不在で…」 「居ない者のことはどうでもいいわ、早く本題を教えてちょうだい」 頬杖を付き不満そうな顔をしているのは紅魔館の主 レミリア・スカーレットは呟いた。 永琳「では本題に入るわよ、慧音いいかしら?」 慧音「あぁ、任せてくれ」 こうして会議は開始された。 レミリア「ふぅんなるほどねぇ…」 「あの地響きはその破面とかいう連中のせいだったっていうわけだ」 いぶかしげにしているのは守矢神社の神、八坂神奈子だ。 慧音「そういえば、地霊殿と白玉楼の者からは何の意見もなが、なにかないのか?」 「そうね、白玉楼代表としてはなんともね…」 扇を広げ口元を隠した、冥界の管理者、西行寺幽々子は応えた。 幽々子「確かにことは火急だけど、急いては事を仕損ずるわよ?」 幽々子の言うことも最もであった。 「でも…そう悠長にも出来ないのでしょ?」 地霊殿の主、古明地さとりがそれに反論した。 神奈子「埒が開かないな…」 永琳「私に案があるわ、聞いてくれるかしら?」 永琳が席を立ち上がった。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加