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場所は変わり幻想郷・・・
「ねぇ私も行きたい!」
さとり「だめよこいし」
地霊殿ではさとりに妹のこいしがなんどもお願いをしている。
こいし「なんで?だって面白そうじゃない、私興味がわいたの、その破面って人に」
さとり「そういう問題じゃないのよ・・・
相手は殺すことに容赦のない連中かもしれないでしょ」
こいし「でも・・・」
さとり「とにかく駄目よ、今はおとなしくしていて、こいし」
こいし「なら、もしも破面が地霊殿に攻めてきたら戦ってもいい?」
さとり「・・・考えておくわ」
さとりはこいしが部屋をでるとため息をとついた。
さとり「お燐」
お燐「アタイになんの用ですかさとり様?」
さとり「こいしが地霊殿を出ないか気をつけておいて頂戴」
お燐「おまかせくださいさとり様」
その頃、紅魔館でも・・・
レミリア「いい加減聞き分けて頂戴フラン」
フラン「嫌よお姉さまばっかり!私も一緒に行きたいよ!」
地霊殿のさとりとこいし同様に紅魔館でもレミリアとその妹フランドールが同じようなことで口論をしていた。
レミリア「フラン!これは遊びじゃないのよ!
危険だって伴うわ、私はあなたを危険な目にあわせたくないのよ」
フラン「・・・お姉さまのバカ!もういいもん!」
そう言うとフランはレミリアの部屋を飛び出していってしまった。
咲夜「いいのですかお嬢様?」
レミリア「・・・仕方ないわよ咲夜、パチュリーと美鈴を呼んで頂戴」
咲夜「はい・・・少々お待ちください」
しばらくして紅魔館の門番、紅美鈴と知識と日陰の少女
パチュリーがレミリアの部屋に入ってきた。
パチュリー「呼んだかしらレミィ?」
美鈴「何か御用ですか?」
レミリア「二人にお願いがあるの、私と咲夜はしばらく館を空けるわ、だからフランのことをあなた達、二人にお願いするわ」
パチュリー「大丈夫よレミィ安心して」
美鈴「そうですよ!妹様は私とパチュリー様が必ずお守りします!」
二人の言葉を聞くとレミリアは安心したような顔をした。
レミリア「ありがとう二人とも」
そして幻想郷各地で出発の準備が進められていく。
そして二日が経過し、博霊神社の境内には異変を解決すべく虚界へと行くものが集まる時となった。
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