27人が本棚に入れています
本棚に追加
紫「さて、全員集まったかしら?」
博霊神社の境内には永琳や慧音らと決めた虚界へと行く者が集まっていた。
霊夢「ふーんあんたも行くのね」
「当然ですよ、いいネタになりそうですからね!」
カメラと手帳を片手にニコニコしているのは幻想郷の新聞記者射命丸文だ。
妖夢「それでは行ってまいります幽々子様」
幽々子「えぇ頑張ってね妖夢」
「頑張ろうな勇儀!」
「あぁおもいっきり暴れてやろうぜ翠香!」
鬼の翠香と勇儀はかなり気合が入っているようだ。
早苗「では行ってまいります神奈子様、諏訪子様」
神奈子「あぁ気をつけるんだよ」
諏訪子「早苗、頑張ってね!」
鈴仙「師匠、姫様と永遠亭をお願いします」
永琳「大丈夫よ、あなたも頼んだわよ」
境内の各所では出発前の会話が交わされていた。
「でもなんだかワクワクするね魔理沙!」
魔理沙「そうだな、にとり!」
山のエンジニア、河城にとりと魔理沙は幻想郷と違う世界へ行くことに興味津々だった。
アリス「紫、まだ出発しないのかしら?」
霊夢「さぁね、まぁもうそろそろでしょ」
霊夢の言ったとおりほかの者の会話も終わりつつあった。
そして、
紫「さて、話も終わったところでそろそろ出発しようかしら?」
レミリア「待ちくたびれたわよ」
妖夢「いよいよですね」
紫「今からここに敵の居城がある虚界へ空間を繋ぐわ、そしたら各自順番に中に入って頂戴」
紫「それから、虚界は空間の歪みが激しいから全員が同じ場所に出られるとは限らないの、だから一人になっても慌てないで対処して、焦りは命取りになるわよ?」
紫が最後の注意を皆に話す。
そして
紫「それじゃ開くわよ」
紫の声と同時にスキマが開かれ虚界への道が現れた。
最初のコメントを投稿しよう!