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シュゥゥゥ…
弾着の煙や爆煙がしだいに晴れていく。
背を向け立っている、鈴仙とルシェ…。
鈴仙「…残念でしたね」
ルシェ「畜生…」
ドサッ!
ルシェがその場に倒れた。
鈴仙「通らせてもらいます」
鈴仙がルシェに背を向け先に向かおうとする。
ルシェ「…待てよ」
鈴仙をルシェが呼び止めた。
鈴仙「まだ戦うつもりですか?」
ルシェ「鈴仙っていったな女、お前、本気でこの先に行くつもりか…?」
鈴仙「そうです」
ルシェ「だったら警告しておく…
十刃には気をつけな、あいつらの強さは次元が違う…」
鈴仙がルシェの言葉に立ち止まった。
鈴仙「十刃、なんなんですかそれ…?」
ルシェ「知らないのか…?
勝った褒美に教えてやるよ、十刃ってのはな俺たち破面の中でも隔絶した強さをもつ十人の破面だ
そのナンバーは強い順に10までのナンバーを与えられる…」
鈴仙「そのくらいで私たちは動じませんよ、私たちには幻想郷の平和もかかってるんですから
でも…情報感謝します」
そう言うと鈴仙は再び歩きだした。
ルシェ「行ったか…強い女だぜまったく…」
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