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慧音「そうか、ならば容赦なく戦ってよいということだな!」
そう言うと慧音は弾幕をノイトラに向けて放った。
ノイトラ「ハッこんなもん」
武器の槍で放たれた弾幕を斬り払いながらノイトラは再び間合いを詰める。
慧音「食らえ!
産霊・ファーストピラミッド!」
ノイトラ「そんなカードかざしても意味…」
油断したノイトラだったが慧音がスペルカード宣言をするとさっきの弾幕よりも強力な弾幕がノイトラに放たれた。
ノイトラ「チッ、こざかしいまねしやがって!
そのくらいかき消してやるよ!」
そう言ってノイトラは舌を出した。
ノイトラ「消し飛びやがれ!」
ノイトラが放った虚閃は慧音の弾幕を消し飛ばしながら慧音に向かっていく。
慧音「そんな光線、楽にかわせる!」
飛翔し虚閃をかわし今度は上空から弾幕を放った。
慧音「これはかわせまい、
悲符・火産霊の誕生!」
ノイトラに避ける隙を与えないように慧音がスペルカードを発動した。
慧音の周囲に現れた魔方陣から火の鳥を模した弾幕がノイトラをめがけ四方から放たれた。
ノイトラ「ちぃ!」
やむなく上空へ避けようとノイトラが構えたが、
慧音「甘いな、よく上を見てみろ」
ノイトラ「なに!」
ノイトラの頭上には先程
慧音が放った弾幕が存在した。
ノイトラ「このクソがァァ!」
炎のような弾幕がノイトラを直撃し爆煙が上がる。
慧音「弾幕をかき消す時間と地上の逃げ場が無くなれば、貴様は確実に上空へ逃げる、それくらいは計算済だ」
そう言うと慧音はもう一人の破面、ゾマリに視線を移した。
慧音「次は貴様だ」
ゾマリ「…貴女は甘い」
慧音「なんだと…?」
ゾマリの言葉に一瞬慧音が驚いた時だった…
慧音「ぐぁっ!」
突然、慧音が弾き飛ばされた、しかしゾマリが攻撃をしかけた様子は全くない。
慧音「どう…いうことだ…」
ノイトラ「教えてやろうか?」
慧音「な、貴様…なぜ、確かに被弾したはず…」
慧音の前には無傷に近い状態のノイトラがいた。
ノイトラ「俺達破面には強靭な鋼皮があんだよ、それに俺の鋼皮は他の破面の鋼皮とは段違いだ!」
慧音「なん…だと、だから私の攻撃が効いてなかったのか…?」
驚愕する慧音に追い討ちをかけるかのように再び攻撃を加えるノイトラ。
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