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「二対一、それも男性が一人の女性を攻撃するなんて卑怯極まりないですね」
「さて、そこの二人、今度は私達が相手だ!」
慧音の前に現れた二人の人間それは…。
慧音「妹紅!それに命蓮寺の聖白蓮!」
妹紅「悪いな慧音、遅れちまって」
白蓮「里なら大丈夫です、ムラサや星に守らせています
それよりあなたは大丈夫なんですか?」
慧音「私は大丈夫だ、休めば回復する」
妹紅「無事で何よりだ、さてと後は私たちに任せてくれ」
慧音との会話を終わらすと妹紅と白蓮はノイトラとゾマリに視線を移し身構えた。
妹紅「あんたはあっちの坊主頭を頼む」
白蓮「ではそちらの方はお願いしますね」
お互い、自分の敵へと向かっていく妹紅と白蓮。
それに反応するように
ノイトラ、ゾマリも動き出した。
ノイトラ「ハッ、誰が来ようが俺には勝てねぇよ!」
妹紅「ふん、たいした自信だなアンタ!」
妹紅は背中に炎の翼を纏い攻撃の準備を整える。
妹紅「くらいな、燃え尽きろ!
不死・火の鳥 -鳳翼天翔-!」
妹紅が放った炎の鳥がノイトラに迫る。
ノイトラ「そんなちんけな火、効くかよ!」
手刀で炎を弾こうとしたノイトラだったが触れてすぐに炎を弾かずに回避した。
ノイトラ(俺の鋼皮が焼けただと?)
本人が信じがたいかのように炎に触れた箇所を見る。
妹紅「私の炎はただの炎じゃない、不死鳥の炎だ!」
ノイトラ「調子にのるなよ女がぁ!」
一瞬、油断した妹紅にノイトラの虚閃が放たれた。
シュー…
ノイトラ「……てめぇ」
虚閃で起こされた煙が晴れるとそこには平然とした妹紅がいた。
妹紅「残念だな、私は不死なんだよ」
ノイトラ「不死だぁ?
んなもんあるわけないだろ!」
バカにされたと感じたノイトラは槍を妹紅に向け突進した。
妹紅「これで終わらせてやるよ!
蓬莱・凱風快晴 -フジヤマヴォルケイノ!」
妹紅の放った弾幕と炎がノイトラを飲み込んだ。
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