プロローグ:二人の出会い

6/14

5人が本棚に入れています
本棚に追加
/200ページ
ーー数分後ーー 光が弱まってきた、そろそろ到着するのだろうと――思った。 「消えたっ?!」 パッと光が消えて、私は尻餅ついた格好になっていた。 「いでっ!!」 すぐさま立ち上がり、スーツについた砂を払う。 「ここは…?」 目の前に見えるのは、煉瓦の建物だった。 玄関には、床屋でよく見るバーバーが置いてある。 「まさか、ここが事務所の訳が……」
/200ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加