幼なじみとの朝

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「今日も良い天気だなー」 つい、そんな言葉を口から出していたのは、今日から私立蘭陽高校に通う一年生、烽崎 朔夜だ。 そんな彼の隣を歩く人物が一人。 「何、しみじみと独り言を言ってるのよ、バカじゃないの?」 「ぐはっ!!…………」 朝から容赦の無い、幼なじみの痛恨の一言。 朔夜は、9998のダメージを受けた。 「危ない、危ない。 あやうく4ページ目で、即リタイアする所だったぜ」 朔夜は、ぎりぎり1で耐えていた。
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