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「きゃっ!?」
「うわっ!?」
しまった。 桜稀が引っ張るからつい、人にぶつかってしまった。
「いてて、ごめん、大丈夫?」
そう言っておれは、地面に尻餅をついている女の子に手を差し延べす。
「あ…う、うん……ありがとう//」
何故か彼女は、おれの顔を数秒見つめてからおずおずとおれの手を掴んだ。
「よっと、ごめんな、ちょっと慌ててさ。ケガとかしてない?」
「う、うん…………大丈夫//」
彼女を見て見ると、特に血が出たりしてる所はない。
とりあえず大丈夫そうだ。
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