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「あの…名前、聞いてもいいですか?//」
そう言って彼女は、赤くなった顔でおれを見上げるように聞いてきた。
まぁ、俺の方が身長高いから必然的にそうなるんだけど……
ちょっ…… 上目遣いはやめてっ…!。あなたがそれをやっても可愛いだけだから…!//
こうして俺が彼女の攻撃? に耐えていると、喋らない俺を不安に思ったのか、上目遣いのまま、泣き出しそうな声で尋ねてきた。
「…グスッ…すいません、いきなり名前を教えてなんて…ヒック…迷惑ですよね……」
やばい…なんか罪悪感が半端ない…。
「迷惑な訳ないだろ…!俺の名前は烽崎 朔夜。よろしく、えっと…」
「あ、わ、私の名前は咲崎 深雪です。よろしく、えっと…その…さ…朔夜君////」
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