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【 桜稀視点 】
「どうしよう…気絶しちゃってる」
私はただ、ほんの少し力を入れて朔夜の首を絞めただけなのに。
あ…でも、何か途中で朔夜の首がミシミシってなってた気がするけど……
さ、朔夜なら大丈夫よね…うん。
そして、私が心配になって朔夜に近付こうとしたら……
「さ、朔夜君! 大丈夫ですか?」
私より先に、さっき朔夜と話していた女の子が朔夜に駆け寄っていた。
「さ、朔夜君? 大丈夫ですよね?…死んでなんかないですよね!?」
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