メルト

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ミクの表情の変化を知ってか知らずか拓真は話し続ける。 《嬉しくて死んでしまいそう!!時間よ止まれ!》 ミクの思いは届かず、駅の周辺まで来てしまった。 《これからもこうやって手を繋いで歩きたいなぁ…》 それでも時間は止まらずさよならの時間になってしまった。 ミクは言った。 「じゃあ気をつけてね。 あ、最後に私を抱きしめて …なんてね」
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