プロローグ

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戦場独特の鉄の匂い 地面には先程まで人だったモノの塊 そして対峙する二つの影 「魔王、よくも仲間を!!」 「いやいや、お前が盾にしたんだろ!?」 「……気にしたら負けだぞ」 「するから!凄くするから!」 「…それでも守りたい世界があるんだ!!……きっと」 「きっとってなゴフッ…」 「……やったよ皆……魔王を倒したよ」 「……ちょっ…酷…す………………ぎ………」 「皆済まないねぇ、大丈夫、仇はとったから♪化けて出ないでね!!」 ランランルー!と両手をぐるぐる回しながら『土屋周作』は去って行った
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