少女編

4/19
前へ
/44ページ
次へ
ネット上でバイトをする。 人間の生活は全てネットで賄われている。 仕事は簡単でお金が得られるから …………つまらない。 しばらくして、バイトも終わり時計を見ると22時… あぁ、夕食を食べるのを忘れていた。 長時間座り続けていた椅子から腰を上げ背伸びをすると 扉が開かれロボットが顔を出した。 「どうした?」 「ショクジ ニ シマスカ ?」 いつもの片言… お前がもっと人間らしかったら 世界は楽しいものだったかもな。 「あぁ、食べる。」 「ジュンビ デキテ マス」 「……ありがと」 完璧なロボット… 全てをこなし人間を喜ばせる。
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加