** それまで 

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あたしは次の日、親友の可奈に相談した。 可奈は小さいころから一緒で、可愛くて、性格良くて、人気者。 大好きな親友だ。 それに可奈は、どんな相談でも良いアドバイスをくれる。 だから可奈だけに相談。 「……ってことなんだけど、どうしよう?」 可奈は、う~ん、と考えてから 「まず危ないし、私は賛成しないかな」 可奈が初めて、あたしの意見をダメと言った。 「確かに、あの高校は近いけど…心配」 お姉ちゃんの通う高校・海陽高校はあたしの家に近い。 (実は?)面倒くさがりなお姉ちゃんの選ぶ学校だ。 「それに…私たち小学生よ? 中学生にもなってないのに…」 可奈の顔がすごく心配そう。 ちゃんと気にかけてくれてるんだ。  
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