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これが本当なのか、私を助けるためなのかどっちかは分からない。
「そうか。やっぱり、マリアは必要だね。美味しいご飯が食べたいから。」
その言葉を聞いて、私は嬉しかった。まだ、”ヤラレル”ことはないって分かったから。
「ありがとうございます。」
私は頭を下げて、皿を片付け始めた。
もう自分自身は見失っている。だけど、ルナが来てから感情が蘇ってきているように感じる。
嬉しい、哀しい・・・。
良かったと思った。
もう、私は無感情の人間になってしまったかもと悩んでいたから。
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