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「あの~ここは何処ですか?それと、何で私はここに?」
私が聞くと、男は微笑んで言った。
「それは教えられないよ。何でここにいるかは教えてあげるよ。それはね、君が僕の姫だからだよ。可愛かったから、僕のものにしたかったんだ。」
私は驚いた。
「帰らせてください。」
そういうと、男は不敵に笑った。
「君を帰すわけにはいかないんだよ。僕の姫だからね。君には新しい名前をあげるよ。そうだね。君はこれからルナだ。月のように明るい笑顔を見せてくれ。あと、君は一生この家から出れないからね?」
私はそれで分かった。この男は狂っていると。私を監禁するつもりだと。
「嫌です!!私にはちゃんとした名前があります!!帰りたい!帰らせて・・・。」
私は口を押さえられた。
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