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次の日。
僕はカヤの木が言っていた言葉について考えてみた。
「この森を出ていくってどういうことだ?別に出ていくつもりなんかないのに…」
そう思いながらも、心の中は不安でいっぱいだった。すると、そこへサルのジャックがやってきた。
手には何かを持っている。
「なんだいそれは?」
僕はジャックが手に持っている物をまじまじと見た。
何かが光っている。
おそるおそるよく見ると、そこには…
「妖精だ!!」
僕はびっくりしてしりもちをついた。
妖精など、子どものころに読んだ絵本の中の空想の生き物だとばかり思っていた。
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