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ピィがいい物って言って
今までよかった物なんてあんまり無かった気がすんだけどな。
「ジャーン!!」
ピィの声と共に現れたのは
「……CD??」
「ちっげぇよ、DVD。まぁ、詳しくゆうとAVなんだけど。」
こんなイケメンの口からAVってゆう単語が出てくるとは
思わなくてちょっとビックリした。
「ピィでもAVとか見るんだな。」
「何言ってんの、AVは男のロマンでしょーが!!」
いや、そんな大声で胸はって言われても。
まぁ、男のロマンだけどさぁ。
「で、そんなにいい女出てるの??」
「ちょっと違うんだけど、マジやばいよ。すっげぇ下半身に直撃なんだよね。」
下半身に直撃って、
そんなにですか??
「マジで??女とヤるよりもくるわけ??」
「そこらの女よりは。」
へぇ、ちょっと興味湧いてきたかも。
「そんなにいいおっぱいした女なの??」
「それが、違うんだな~。」
「違うって何が??」
「それはぁ~、女の子じゃなくて、男の子なんだよね。」
……はぁ??
……男??
「ピィ、お前さ、男のAV見て抜けるわけ??」
「そんなこと言ったら見せてあげないぞー。」
いや、別にいいです、
そんな趣味ないし。
「ちげぇんだよ、俺もね、初めはね、ありえねぇって思ったの!!」
「…ふぅん。」
「でも、見てみたらまじやばいわけ!!もうね、今まで見てきたAVが馬鹿らしくなっから!!」
そんな、自信満々に言われても困るよ、マジ。
「てか、なんでそんなのピィが持ってんの??」
「あぁ、なんかバイト先のお偉いさんに貰っちゃったんだよね。」
どんなお偉いさんだよ。
「しかも、これ非売品だから手に入んないよ。これプレミアついてるぐらいだから。」
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