夏だー! 海だー! ……でも俺は補習だった……

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 さんさんと照りつける太陽。そのまわりを埋め尽くすは無限に等しい蒼穹。それらの眼下、母なる海のそばで人は生まれたままの姿に近しい状態でたわむれあう。なんという素晴らしいことだろう。  俺、森山恭平はその光景をその一部として眺める。うむ、なんと素晴らしい光景だろう。  じりじりと俺たちを焼く日差し! 突き抜けるように爽快な空! はじける汗、そして、はじける水着……!  少し間違った発言があったかもしれないが、気にしないでほしい、そして叫ばせてくれ。あー、こほん。  夏だー、海だー、みーずーぎーどぅあー……!!  夏、それはなんという素晴らしい季節なのだろう?  まずは高校生活、ガードの固い女子ですら、衣替えという素敵行事によって、ブラヒモがすけてしまうのが当然の恰好になって我が目を奪い……! 熱さを逃れるために白い棒アイス、もしくは中に練乳がしこんである棒アイスをなめ……!  極め付きは海……! あられもない水着姿で、揺れるのも気にせずに走りまわって汗をまき散らし……! アダルティーな女性は背中を焼くためかどうかはよくわかんないけど、まあとりあえずうつぶせになっており、潰れた横乳を俺に見せつけ幸せにいざなってくれる……!
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