∽幻想録物語∽

僕から離れないでよ？

｢―――……千鶴ちゃんってさ僕の事好き？｣

｢……はぃ？(汗)｣

突拍子も無く沖田は千鶴に自分が好きかと言い､ﾆｺﾆｺ笑い千鶴はまるで豆鉄砲を食らった鳩みたいな顔をしていた｡

｢ど､どうしたんですか…いきなり沖田さんを好きか､何て…｣

｢いけない？
僕は千鶴ちゃんの事好きだな｡
千鶴ちゃんは？｣

｢…言わないといけませんか？｣

っと､千鶴はｼﾞﾘｼﾞﾘ迫って来る沖田を見てその雰囲気は｢言わないと斬るよ？｣みたいな感じになっていたので千鶴はしょうがなく言う事にした｡

ｶｧｱｧｱ

｢す､好きですよ///｣

千鶴は頬を紅く染め､視線を下に向けながら沖田に言った｡

｢―…そっか､嬉しいな｡
またその姿を見られる何て｣

｢…えっ//！？｣

｢あははっ 冗談だよ｡
此からも僕から離れないでずっと傍に居てよ？｣

｢は…はぃ…｣

沖田は満足したようにﾆｺﾘと笑い千鶴は苦笑いしながらも沖田に笑い掛けるのであった｡

-END-