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秀二は、ハンカチを気付き、渉の肩を叩く。指を下に指した。
渉は、踏んでいたハンカチを拾い、このままそこにあるゴミ箱に捨てた。
果(なぁぁぁぁぁぁぁ!! 捨てやがったァァァァァァァァ!!)
果夏は心の中に叫んだ。
真「ギャアアアアア!!!! 私のハンカチがああぁぁぁぁぁ!!!! こんな目にぃぃぃ!! 渉のバカァァアア!! 死ねェェーーーー!!」
真理菜は大声で叫びながら、渉のところに走り出してグーをだした。
渉にパンチしようとしたら、渉が気づいてしまい、そのパンチを受け止めてしまった。
渉「へぇ、お前なのか? じゃあこのハンカチは俺を嫌がらせにするためなのか? スゲー臭くて捨ててやったから感謝しろよ?」
真「…プチン(何が切れた音)
弁償しろおおおおお!! 悪かったね!! 臭くて!! 私のバカァァ!! あんなことしなきゃヨカッタアアア!! うわぁぁぁーーん!!」
真理菜は泣き叫びながら、渉の近くにC組の教室へ行った。
果「失敗だね…真理菜。もう少し考えたら?」
真「うん…」
真理菜は教室の端に落ち込みながら体育座りしていて、顔は見せていない。
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