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女はパッと服を脱いだ。
女「貴方の運命導いてあげる神。その名は、カトリーヌ・ミチコよ!!」
女逹「きゃーっ!! ミチコ様ー!! 信じていまーす!!」
女逹は一斉に言った。
真「…ミチコ様? 誰?」
真理菜は理解できなくて、呆然している。
女C「えっ、知らないの? テレビとか雑誌によく出る有名な占い師で、良く当たるよ? あっ、ちょっと待ってて。その雑誌持っているよー」
女Cは鞄から一冊の雑誌を取り出して、真理菜に渡した。
真「んっ? どれどれ…」
その内容はカトリーヌ・ミチコの記事だった。
真「えっと…『ミチコ様から救われた人達』へー凄い…ミチコ様!!
明日の運命は大丈夫ですか!?」
真理菜は急に目をキラキラになった。
ミ「いいわ。貴方の明日の運命は……ダメね。大変なことになるわ」
真「エエッ!? 悪いの!? 明日弁当を好きな人に渡して告白するつもりなのに…はぁ~」
真理菜はガッカリした。
ミ「ごめんね。告白するなら弁当を渡してからじゃない方がいい。その時、何が起こるわ」
真「分かった。弁当を渡すけど告白しない方がいいね、ありがとうございます」
ミ「あの…大丈夫なの…? す…」
真「大丈夫!! それが分かればいいね。私が邪魔だから、教室の続きやってね~♪」
真理菜はミチコの話の途中で、調理場から出ていってしまった。
ミ「あっ…ちょっとまだ話の途中なのに…明日は大変な目に遭いそうだね…」
真理菜は部屋に入り、明日のお弁当の事を考えていた。
真「んーと男の好きなものはー肉とか、カレーかな~♪」
真理菜の部屋の外から母の声がした。
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