第1告白…朝の挑戦状!

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  そして真理菜と果夏は教室に着いて、二人とも机に座った。 ――その教室に渉はいない。 何故かというと、真理菜と渉は別のクラスだった。 真理菜は一年C組で、渉は一年B組なのであった。 二人とも会える時は、休憩時間と昼休みと放課後である。 でも、たまたますれ違うと、すぐにこの場で挑戦してしまう時にもある。 -授業中- 「~と言うことで…これは鎌倉幕府で…覚え方は1192(いいくに)だよ。簡単だし、覚えやすいから覚えてね(笑) テスト出るぞ~」 今は、日本史の授業中。 果夏はその授業を真剣に聞いていた。 果夏はチラッと真理菜の席を見たら、真理菜は机に向かって真剣に何か書いていた。 そして何かの物体が真理菜と果夏の所に、同時ぶつかった。 真・果「ウギャアアアアアア!!!! 痛アアアアアアア!!!!」 真理菜、果夏は同時に悲鳴を叫びながら、ガタッと席を立つ。 そのクラス全体は真理菜と果夏をパッと見ていた。 先生「瑞縞さん、奈都さん、何していますか?」 先生はニッコリ笑っているけど、裏は怒っている。 真・果「すいません…」 先生「さてと…今、先生が話した内容、言ってくれないか?」 .
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