神を継ぐ少女~白~

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「つまり君はもう神様ではないと?」 目の前にはショートカットの女の子がいる。白いシャツ、スカート、そして靴下。白を基調としたシンプルな格好だ。 「私が神様であったことはありませんからその質問はずれています。確かに知識は引き継いでいますが、それだけなのです。同じものを持っているからといって同一人物にはなり得ません」 場所は僕の家、古アパートの一室である。色褪せた畳に似合ったちゃぶ台のある昔ながらの部屋だ。 「んー、とりあえず緑茶しかないんだけどそれでいいかな?」
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