1人が本棚に入れています
本棚に追加
「つまり君はもう神様ではないと?」
目の前にはショートカットの女の子がいる。白いシャツ、スカート、そして靴下。白を基調としたシンプルな格好だ。
「私が神様であったことはありませんからその質問はずれています。確かに知識は引き継いでいますが、それだけなのです。同じものを持っているからといって同一人物にはなり得ません」
場所は僕の家、古アパートの一室である。色褪せた畳に似合ったちゃぶ台のある昔ながらの部屋だ。
「んー、とりあえず緑茶しかないんだけどそれでいいかな?」
最初のコメントを投稿しよう!