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「し、死ぬかと!死ぬかと思った……」
「あはは、ごめんごめん。やー、それにしてもいつ見ても素晴らしい、綺麗な銀髪だよね~…刈り取って大事に育てていい?」
「朝から暴走すなっ。キョン、てめぇ彼氏なんやから少しは抑制させんかいっ」
「いやー無理だな!」
「いやー無理だね!」
「やかましいっ!はぁ、疲れるわホンマ…」
「あはは、どんまい♪」
「てめぇの所為じゃてめーの!」
このテンション高めな女の名は塚越桔梗。俺は姐御と呼んでいる。キョンとは相思相愛の仲で、大学内で一、二を争う良カップルや。この二人相手やとツッコミにまわらざるを得ないからなぁ…はぁ
「相変わらず元気やのォ姐御。毎日精一杯生きてますって感じがひしひしと伝わるわー」
「そりゃあね。毎日楽しく過ごさないと!時間は有限なのだよ、刹那君」
「ほーか。その生き方は惚れますわー」
「ダメだぞ刹那。桔梗に惚れたのは俺が先だ」
「ちょ、バカいきなりなに言ってんのよ!」
「これがツンデレか」
「それが何かよくはわからんが、いいな」
「うるさいっ」
とりあえず殴られた。そこそこ痛く、ちょっと涙出そうになった二人であった
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