出会い

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ーうなじの綺麗な人だなぁ…。 と 雅也は思った。 髪をアップした月美のその後ろ姿に 思わず 色香を感じてしまった。 「先生 どうしたの?」 月美の娘の美咲が一瞬ボーッとした雅也に訪ねる。 「いや…何でもないよ。」 雅也は我に帰ってそう返した。 “先生”と呼ばれるも 雅也は 学校の教師ではない。 アルバイトの 家庭教師であって 本分は学生である。
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