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チュンチュンと鳥のさえずりが聴こえるなか、真治は目をさました
窓から太陽の光がさして真治をてらしていた
『いい天気だな、ウン~』
真治は体を起こし背伸びをした
『さて朝ご飯つくるか』
真治はそういってベットから出ようとしたが・・・
『なんだ?』
真治の腰周りを何かがおさえてベットからでれない
真治は布団をはぐってみる
『腕???』
さらに布団をはぐとそこには人のカタチをしたライオンが抱きついていた
『なんなんだこれ?昨日のライオンかこれ』
真治はビックリしながらライオンの手をのけようとするが力の差があるのかのけれない
【・・・なんだ、もぉ朝か?】
ライオンはそういって目をさました
『Σなっライオンがしゃべってるし!!!てかライオンじゃなくて獣人』
真治はビックリしながら冷静に理解した
『あの~その手をはなしてもらえないでしょうか?朝ご飯作りたいんだけど』
真治は早く朝食をすませたかった
【・・・あぁすまない
もぅ少し寝かせてくれないか?】
ライオンはまだ寝たいのか真治にさらに抱きついた
『寝たいなら寝てていいからはなしてくれない?』
真治はひとまずベットから出ようとした
【あぁわかった】
そう言ってライオンは真治の腰にまわしていた手をはずした
『さて朝はパンとコーヒーでいいか♪』
真治はトースターに食パンを入れ、コーヒーメーカーにフィルターと真治の大好きなキリマンジャロブレンドをいれ水をそそいだ
真治はパンを焼いてる間に服を着替えて顔を洗った
チン!!!
『おっ焼けた焼けた~♪バターを塗ってと。あと目玉焼きとベーコン焼いてっと』
真治はフライパンに油をひいて卵とベーコンを焼きはじめた
ベーコンの焼けるにおいが広がる
『よし出来上がり♪』
パンと目玉焼きとベーコンそしてコーヒーをテーブルに並べる
【おはよう】
ライオンがにおいにつられてベットから起きてきたが
『Σなっ裸?!』
ライオンの体は昨日とは違い人間の体と同じようだ。尻尾と顔が獅子である事をのぞけば
体はガッチリしていてかなりの筋肉質である。しかし何故か裸!!!
『前かくしてくれない\\』
ライオンは前をかくさず産まれた時の姿でためらいもなくベットから起きてきた
【あ~すまない、しかし服がないからな?】
ライオンは困ったように頭をかいていた
『かわいい』
真治は困っているライオンを見てそう思った
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