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『ちょっと気になってたんだけど昨日のライオンだよね?』
真治は目玉焼きを食べているライオンに疑問をぶつけてみる
【あぁそうだが?】
ライオンは当たり前のように平然とはなしてきた
真治としては〈いやおかしいだろ、ライオンが人のカタチして人間の言葉話して、パンや目玉焼きくってんだよそこんとこどうなん〉っとツッコミをいれたいと思っていた
真治は新たな質問をしてみる
『なんで昨日はライオンで今は獣人の姿なんですか?』
次に気になっていた事をきいてみる
【あれは力を使い過ぎたからこの姿になれなかったからだ。モグモグ】
ライオンは話しながらベーコンを食べる
『力を使い過ぎたってどういう意味???』
真治は意味がわからずまたライオンにきいてみる
『力ってなに?なんであんな所にいたの?』
真治はライオンに質問を繰り返す
【力ってのは魔力の事だ。】
『魔力?あの~からかってる?』
真治はライオンが自分をからかっているとしか思えなかった
【からかってないさ、なんだお前は魔法つかえないのか?】
〈いやいや普通つかえないでしょ〉
『え~とじゃあ、あなたは使えるんですか魔法?』
いちよ話しの流れ的にきいてみる。感じ的に使える気がするがだってライオンがしゃべってるじてんでありえないしね
【まあ力が完全に戻ってないから簡単な魔法なら、こんなのとか】
ライオンはそう言って右手を前にだし手のひらを上にしたとたん、手の平の上にりんごぐらいの火の玉が出てきた
『スゲーどうやったんだ』
真治は目を輝かせてライオンにきく
【これは体の中の魔力を手に集めて圧縮し、発火させただけの初級魔法だ】
そう言ってコーヒーを飲むライオン
『初級魔法ってじゃあもっと凄いのつかえんの?』
ライオンにきいてみると
【魔力さえ回復すれば昨日俺が倒れてた所にあった水全て氷にだってかえれるぞ】
『昨日倒れてた所の水ってまさか海?!』
真治はライオンの発言に驚いていた
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