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~秘密の場所~
車を1時間ちょい走らせは所で真治は車を止めた
『ついたよ♪』
真治は笑顔でレオンに話しかける
【何処なんだここ?】
レオンがきくと真治は歩きながら話しだした
『ここは俺の大好きな秘密の場所なんだ♪ 天気がいい時よくここにくるんだ。ここにくると心が落ち着くんだ・・・俺だけの秘密の場所なんだ』
歩いていくうちに道は草むらの中につながっていた
だんだん足場がわるくなっていき最後には獣道としか言えないような道となった
【この先に何があるんだ?】
レオンはあきれたような感じに言った
『ここさ』
真治がきた所は昔使われていた小さな灯台だった
灯台の下の方は小さな小屋となっている
ギーイっと音をたてて真治は灯台の入り口を開く
中は小さな机とスタンド、日誌、発電機があった
真治は灯台の上に続く階段を登っていく
ギィーと外に出る鉄のサビた扉をあけた
ヒューと涼しい風が流れてくる
『この眺めが好きなんだ』
そこからは海が見渡せ、下は崖になっていた
『夕方は夕陽がきれいなんだよ』
【へ~そりゃみてみたいな♪】
そういうとブレスレットがまた光りだした
『なんだこんどは』
真治は目をつぶった
【真治、真治】
レオンが真治をよぶ
『レオン?!』
そこには獣人の姿のレオンがいた
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