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『レオンは両親を助けるため努力してきた、でも俺には魔法なんて使えない。助けるすでなんて俺にはないから・・・』
真治は下を向いてまた黙りこんだ
【・・・真治・・・】
レオンは真治が自分と違い両親を助ける事ができない事にきずいた
【ごめんな真治、悲しい事思い出させて】
レオンが悲しい顔で話しかけてきた
『レオンが謝る事ないよ。気にしないで』
真治が優しく言った
『生きてるものはみな平等なんだ、必ず死は訪れる。それが早いか遅いかの話しだよ』
真治の目には涙が浮かんでいた
【・・・真治・・・
気がすむまで泣いていいぞ】
レオンが真治を抱いて上から優しくささやく
『・・・レオン・・・』
真治はレオンの大きな胸の中で泣いた
いままでがまんしていたものがどっと溢れてくる
泣いても泣いても心の中から溢れるものが止まらない
【真治、お前には私がいる。お前を一人になどしない】
レオンはそお言うと真治を強く抱きしめた
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