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何とか二人は無事に温泉のある山奥についた
『やっとついたね♪』
真治はにっこりとレオンに笑って言った
【Σ死ぬかと思ったぞ!!!】
レオンが怒りながら言う
『何怒ってんだよレオンι?』
真治が苦笑いしながらきく
【怒るだろ普通、人をはねそうになるは、車線はみだすは、いまこうして生きてる事が奇跡だぞ!!】
レオンが真顔で言った
『そんな大げさな』
【大げさではない!!】
真治の言った事を真っ向から否定するレオン
普通に来た温泉は人が経営しているのではなく、知る人が少ない自然の温泉なのだ
【何処に温泉があるんだ?】
辺りを見渡すが温泉らしいものはみえない
『レオン何してんの、早く温泉掘るよ』
真治は車のトランクからシャベルを2個持ってきて一つをレオンにわたす
【掘るって温泉おか?!】
すぐに温泉に入れると思っていたレオンは驚きの声をあげる
『このあたりは下に温泉の流脈があるから適当に掘れば温泉がでるんだよ』
真治が地面を掘りながら言った
【そうなのか】
納得しレオンも温泉を掘りはじめる
~30分後~
【出ないなι】
レオンが一休みしながら言う
~40分後~
【・・・・・・・・・・・・・】
無言で掘り続けるレオン
~一時間後~
【出ないぞ?】
レオンはシャベルを置いて、さっきまで掘っていた場所の中心にいき手をかざす
【大地を司りし精霊よ我にその力をさずけたまえ、・・・アースクエイク・・・】
レオンのかざした手の下から地面に亀裂が走っていく
ピシピシ、ドーン
小さな音からいきなり大きな音にかわりそこからお湯が吹き出した
【・・・・・容易い】
レオンが自慢げにいいながら真治を呼びにいく
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