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辺りはだんだん暗くなってきていた
『こんどこそ入るぞ』
真治はそお言って服を脱ぎ湯のなかに入る
『あ~気持ちい~♪』
肩までつかり、真治は目をつぶっている
【俺も入るぞ】
レオンも服を脱ぎ、真治の横に入っていく
【気持ちいい~な】
レオンは両手で湯をすくい顔を洗う
二人の入っている温泉の近くには川が流れており、鳥のさえずりが時たまきこえる
夕焼けが川や山をオレンジ色に染める
『きれいな景色をみながらゆっくり温泉に入るのって心がやすらぐな~』
真治が一人話す
【なあ真治、本当に俺がお前のアパートに一緒に住んでいいのか?】
レオンが真治の顔をみながら言う
『何いまさら言ってんだ。いいに決まってんじゃん♪』
真治が笑顔で言った
【そうか、ありがとうな】
レオンはそお言って温泉を出る
【真治、体洗ってやるからこいよ】
レオンはそお言ってタオルに石鹸をこすりつける
『恥ずかしいよ』
真治はそお言って断る
【何言ってんだ、男どうしだろ】
そお言って真治の腕をつかんで外に連れていく
『おい、やめろって//』
そお言って恥ずかしいそうに顔を赤くする
【ほらそこに座って】
真治を石の上に座らせレオンが真治の背中をタオルでこする
『人に背中流してもらったの久しぶりだな』
恥ずかしいそうに真治が言う
【よし、終わったぞ】
お湯で洗い流してレオンが言った
『よし、こんどは俺が流してあげるよ』
【あぁたのむ】
レオンが真治の座っていた石に座る
『やっぱりレオンの体大きいね』
真治がレオンの背中を洗いながら話しかける
【そおか、これでも体力には自信ある】
そお言って力こぶをつくる
『スゲー、かっこいいな、はい終わったよ』
体を洗いおわるとレオンは買った服に着替え、真治は持ってきた服に着替える
そよそよと心地よい風が流れてくる
『涼しいね』
【そおだな】
二人は車に向かいながら話しをする
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