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ジュウジュウと豚肉の焼ける音としょうがのにおいが部屋に広がっていく
『やべ~俺も食べたくなってきた~』
真治は自分が作っているしょうが焼きにくぎずけになっていた
【グゥルル~】
ライオンはいつの間にか真治の足もとに寄ってきてフライパンを見上げていた
『早く食べたいのか?よしよし、ほらできたぞ♪』
真治は出来立てのしょうが焼きを皿を盛ってライオンの目の前におく
ライオンはしょうが焼きをにおってゆっくり食べようとしたが・・・
【Σガウ!?】
一口食べたと思ったらいきなり口からしょうが焼きがこぼれた
『ライオンってやっぱり猫舌なんだな』
真治は一人なっとくしていた
そう言ってる間ライオンはなんとかしょうが焼きを食べようと心みるが熱いのかなかなか食べれずにいた
『しかたないな、ほら』
真治はしょうが焼きを息をふきかけてさましてやる
ライオンは真治のさましてくれたしょうが焼きを美味しそうにたべていた
ライオンはあっというまにしょうが焼きをたいらげていた
【グゥル♪】
ライオンは真治に顔をこすりつけてきた
『なんだお前甘えてんのか?かわいいな』
真治はだんだんこのライオンが気に入ってきた
『よし、腹も膨れたし風呂に入ってねるか♪』
ライオンの食べた後片付けをすませた真治はライオンを連れて風呂にむかった
『さてお前の体も洗わないとな、さ洗うぞ』真治はライオンにシャワーでお湯にかけようとした。しかし・・・
『こら逃げるな』
ライオンは水が嫌いなのか暴れだした
噛みつきはしないにしろあんな大きな体で暴れられては手がつけれかいι
最初はゆっくりとお湯を出し、だんだんといきおいをつけなんとか洗い終わった
『あんなに暴れるとはねι。さあ寝るか』
真治はライオンをベットの横に布団をひいてやると自分のベットに入った
『おやすみ』
真治はそう言うと布団をかけると目を閉じた
ガサゴソ
『なんだ?』
寝ようとしていた真治の睡眠を妨げる正体は彼だった
『お前の寝床はそこだろ』
真治はそう言ってまた寝ようとするとライオンが真治の布団の中に入ってきた
『なんだお前一緒にねたいのか?』
【グルル】
ライオンは真治の横にくるとゆっくり布団の中にもぐりこんできた『お前本当ひとなつっこいな、鬣がとてもふわふわして気持ちいいな。おやすみ』
真治はそう言ってライオンに抱きついた
こうして真治のあやふや1日が過ぎていった
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