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『ちょちょちょっ!! いきなりはなくない!?!? 僕死ぬとこだったじゃん!!』
『もう十分生きたろ』
『まだ生きたりないです!! ってかさっきの少し本気だったよね………?』
『5分の1の殺意と5分の4の遊びだ』
『ちょっと待って、僕遊びで死ぬとこだったの?』
俺の攻撃を避けたこの馬鹿は床に手をついてうなだれている。
『ちゃんと言ったろ? 首洗って待ってろって………』
『親子で使うもんじゃないでしょ!!』
そう、不本意ながら今目の前で子供のように怒っているのが血のちゃんと繋がった父親なのである。
因みに母親は人間だったためもう既にこの世にはいない………と言いたいがいる。
この人もまた人を困らせるようなことしかしない。
まぁここで言いたいのは俺は人間と吸血鬼のハーフだと言うことだ。
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