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『アハハハハハハっ!!!お前避けろよっ』
『………避けれるかよっ、あんなもん………』
『だなっ、俺でも無理だわっ!!』
そう言って俺の背中を叩くのは友達の―――横岸竜也[ヨコギシ タツヤ]―――
『痛いって………』
『悪ぃ、悪ぃ、俺より運動神経がないやつに避けれるわけねぇな』
そう言って豪快に笑う。
『分かってるじゃないか、分かってるならさっさと掃除しろよ』
俺は横岸にほうきを渡す。
『嫌だよっ、俺は今から学校探険に行くのだぁ!!
じゃあなっ!!』
そう言って去って行く………が、後ろで
『コォラァ!!横岸ぃ~~~!!!』
と教師が追い掛けていった。
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