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終章
やがて、僕はひざを抱えて座っていた。
きっと、いろんなことが、一度に終わってしまったんだと思う。
そして、今、改めて、全てが始まるんだと思う。
この真っ白い部屋の中で、
僕はひざを抱えて座っていた。
誰かが僕を見ている。
とても大きな、なにかが、僕を見ている。
本当は後悔していたのだろうか?
それより、誰が僕を見ているんだろう?
でも、今はもうどうでもいい。
これから、いろんなことが始まるんだ。
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