暝府の使い

2/4
前へ
/86ページ
次へ
  月も出ていない暗い夜に人のものとは違う声が響く 『来ルナ!!!』 明らかに焦りながら 人とは思えない早さで移動する 『来ルナ来ルナ来ルナアァ!!!』 突然だった 突然体が動きを停めた 自分の意思と反して体が全く言うことを利かない 得体の知れない恐怖が襲う コワイコワイコワイコワイコワイコワイ なぜこんなことになってしまったんだ!?  
/86ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加