暝府の使い

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  人では無いものがさっきの"それ"を思い出す 自分は人から見えることはなかった いくら声をかけようが 脅かそうが… 見えない現象として扱われた だが"あいつ"は違った 決して人間の持つものではない雰囲気で自分を見つけた 闇夜の中で目を合わせ"あいつ"は言った     暝府の使いだ 自分は恐怖を感じ逃げた "あいつ"の気配はどこに逃げても付いてきた コワイコワイコワイ 何なんだ"あいつ"は  
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