どうも大富豪の神司です!

2/11
前へ
/232ページ
次へ
空は暗く月の光が俺のロマンティストの血をたぎらせる。 まぁ嘘だけど。 パーティー会場、それは予想外だった。 大きさ、まぁそれもあるが。 何より会場が天宮の所有物って。 「神司よ、緊張しているのか?」 正装に着替えた俺の顔を覗くと竜蔵はたずねた。 「パーティーって今まで学校とかのクラスでやるような小規模なものしか…」 数百人…いやそれ以上いるであろう人の群れ。 天宮の権力とゆうか凄さが分かる。 「安心しろ、ちょっとした紹介をしたらあとは自由にしていいからな。」 こんな人の群れの前にでて挨拶だなんてデスっちまう。 まさにヘブンズドライブ。 じゃないか…。 「さてそろそろ時間だ、こっちにこい。」 竜蔵の言うがままについていく。
/232ページ

最初のコメントを投稿しよう!

443人が本棚に入れています
本棚に追加