どうも大富豪の神司です!

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「神司様お付き合いしてる人は?」 「神司君の趣味教えて!」 「神司様」 「神司君」 わーきゃー ぎゃーぎゃー。 自由時間のため飯にありつけると思ったら女子群から質問の嵐。 嬉しいけど…はぁアイムハングリィー。 「神司様は幸運よね、何せ天宮の後継ぎ…莫大な資産を持つ大富豪よ。」 俺は気がついた。 ここにいる彼女達が必死なわけ。 まったく俺は馬鹿だ。 彼女達が見ているのは俺ではなく天宮なのだ。 金だ、こいつらは俺ではなく金を見ている。 「あぁなるほど、そうゆうわけか。」 俺は黙って席を立ち女子を払いのけて会場を出た。
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