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「よくぞきたな神司よ」
屋敷に入ると大柄な男が杖をつき仁王立ちしていた。
その人こそ天宮 竜蔵 、叔父だ。
「此処に来たということは私の話を受け入れた、そうゆう事だな?」
「俺なんかで良ければ…。」
「天宮の後継ぎに相応しくなる為にも厳しくするがいいな?」
平凡な毎日から抜け出せるなら。
それでいい。
「うん、それでいい。」
「ならお前は今日から天宮神司だ、此処がお前の帰る場所だ、そして私がお前の父だ。」
竜蔵は普通の人とは違う圧力があった。
威厳と言うべきか。
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