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「さてと、今夜は忙しいぞ神司。」
竜蔵は何やら楽しげであった。
「と、言うと?」
俺は質す。
「今夜はお前が天宮の後継ぎになることを記念してパーティーを開く。」
記念パーティー、あまりにも聞きなれない言葉に、思わず
ヒーハーッ!
な気分になる。
「神司、お前は素敵な女性をさがすのだ。」
任せてよとっつぁん、それ俺の得意分野だから。
なんて冗談をかますことはできなかった。
「オトウサマ、ナニユエデゴザルカ?」
「ええいっ!…普通に喋れんのか神司!」
いやできますけども…。
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