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さてと!高校一つ目の一大イベントと言えば、クラス分け。
中学からの知り合いの子と、それから…できれば立川秀と同じクラスになりますように。
1-1には名前なしっ。
1-2にも…名前なし。
1-3…名前、ないな。
1-4、これまたなし。
1-5…
1.安藤 夏美
2.伊藤 裕也
3
4
5
…
…
…
…
18.高橋 壱羽
19.立川 秀
『あった!』
あれ?誰かと被った。
ん?後ろから…
確か前にもこの場所で、同じセリフ被ったよな。
デジャヴューっ!!
そんなことを思いながら振り返ると、予想通りの人がいた。
『また被った!』
『あ、また!』
『そこまで被るかぁ!?』
『あはは!』
ここまで被るともう笑いが止まらない。
「あぁ、おっかしい。どこまで被るんだろな。俺ら。」
「あはは、本当に。」
「クラスも被ってるぞ!」
「うん、出席番号前後だし。」
こういうの…柄じゃないけど、運命感じる部分あるな…てゆうか、感じてる。
こういうことには、女の方が敏感だから、立川秀はなんとも思ってないんだろうけど…
「なぁ?こういうの運命感じねぇ?」
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