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「本当、良かったね。」 誰かに、誰かとの関係の始まりを打ち明けて、祝福してもらえることがこんなに嬉しいことだなんて思わなかった。 きっと、その誰かが沙羅姉だからなんだろうけど。 沙羅姉の存在に改めて、感謝だな。 「沙羅姉、私ね、この先どんなことがあったとしても、秀の傍にいて、秀を守りたいなって思った。歳を重ねていく中でね、二人でいろんな景色を見て、いろんなことを感じたいって思った。…変かな?」 「全く。むしろ、素晴らしい。これからは、秀フォーエバーだね。」 ほらね、やっぱり。 沙羅姉、最高!
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