だからもっと

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まさか自分からその話題に触れてくるとはトシくんは思って無かったみたいで言った瞬間トシくんはめちゃくちゃ驚いた表情をしてた その反応がいちいち反則です(笑) 「トシくんを少し困らそうと思って…さっ、トシくん彼女のノロケばっかだったから腹いせにやっただけ…だからさ」 「………」 トシくんの視線を気にしながら俺は朝日に照らされる街を臨む 良いから早く帰りたいって事しか頭に無かったからー 「俺にはキミが冗談言ってるようには思えなかった」 いきなり真剣な、いつもと違う声で言われてビクッとした 振り向いてみると真っ直ぐに自分を見つめるトシくんー… 完璧に逃げれなくなったなぁと思った
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